さいたま市大宮区で三代60年の北田鍼灸院のブログ

さいたま市大宮区で三代60年の信頼と実績を誇る「北田鍼灸院」の三代目、のブログです

痛い鍼と痛くない鍼の違い

最近、鍼灸を施術する治療院が増えてきましたが
よく耳にするのは

「前に通ってた治療院は、鍼が痛かった」

ということです。

僕は痛いのが苦手です。
どうしたら痛みや不快感がなく鍼が打てるかは
とっても研究しました。

なので今は、

「鍼が痛くなくて良かった!!」

とおっしゃっていただけてます。

(もちろん、痛くないだけじゃなくて、シッカリと効く鍼をうちます)

僕が行う、痛みや不快感のない鍼の打ち方を
こちらのコラムでご紹介しておりますので
ぜひご覧くださいね。

鍼を痛みや不快感なく打つには?
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[ 2016年09月12日 17:47 ] カテゴリ:鍼灸の実証 | TB(-) | CM(0)

ツボに効かせる

ただ、ツボに鍼を打つ。
これだけでは、効き目はさほどでもありません。
ちゃんと効かせる。これが大事です。

鍼をツボに入れると、針先に壁に当たったような抵抗を感じます。
ここで無理に入れようとすると、痛みが出ます。
壁をノックするように、優しく刺激すると
ある時、壁が解けるように、スーッと鍼が入ります。
そして、奥のネットリとした感触の
いわば「本体」のような部分にたどりつきます。
ここを刺激して緩めるのが、本当の治療です。

人によって、刺激の強さは全然違います。
敏感な患者さんには、
外から見たら、ほとんど動いてないような軽さで刺激を与えます。
鈍感な患者さんには
結構激しく動かして、強い刺激を与えます。

ネットリした部分が緩むなど、何かしらの反応を得たら
刺激は終了。鍼を抜きます。

これが、ツボに効かせる鍼です。

・・・ということを、最近胃の調子を崩して
自分の足三里に鍼をした時、実感しました。
軽い吐き気と重さがずっと続いてたのですが
ツボに効かせたら「グルグルッ」と胃が動き
猛烈に空腹を感じました。

あ、やっぱり効かせるって、こういうことだわ、と。
[ 2015年03月24日 19:02 ] カテゴリ:鍼灸の実証 | TB(-) | CM(0)

鍼灸の歴史

体の痛い箇所を
手で押さえたり、さすったりする。
まだ文明が無い時代の、初期の治療は
そのようなものだったのでしょう。

いつしか、手でさするよりも、何か尖ったものを当てると
より効果的に痛みが取れたり
暖かいもの、たとえば日光にさらされた石などを当てて温めると
腹痛が楽になる、というように
道具を使った治療を試みるようになってゆきます。
これが、鍼灸の原点となりました。

鍼灸が記録として残っている、もっとも古い書物に
2000年以上前に記されたと言われる中国の「黄帝内経(こうていだいけい)」という本があります。
鍼灸のみならず、漢方、気功、薬学、易学などを記した
当時の最先端の科学書ともいえるものでした。

この書物の中には、刺す鍼だけでなく
メスのように切る鍼、非常に太く強い刺激を与える鍼
逆に全く刺さない鍼など、様々な種類の鍼が登場します。
また、経穴(ツボ)や、それをつなぐ経絡
治療によっておよぼす作用なども記されています。
つまり、2000年以上前に、すでに完成され、体系づけられていた治療なのです。

日本にも、道具をもちいた医療は存在したものの
体系的な医学とまではいかず
西暦500年~600年頃、遣唐使や遣隋使の時代に
中国から鍼灸や経絡などの書物が伝わり、本格的な鍼灸治療が施されるようになりました。

中国から伝わった鍼灸を、日本人は独自に改良させてゆきます。
江戸時代には、杉山和一(わいち)という人物により、管鍼法という技術が生み出されました。
針よりやや短い筒の中に、針を入れて
患者の皮膚に押しあて、筒から少しだけ出た針の頭を
指で叩いて針を入れるという技術で
針を入れる際の、痛みの大幅な低減に、成功しました。

道具も洗練されてゆきます。
鍼はより細く、先端は痛みが少ない形に加工され
材質も、折れにくく耐久性にすぐれたステンレスが主流になり
灸は、もぐさの繊維がこまやかになり
小さくひねりやすくなることで、熱さを感じにくくなりました。

現代では、オートクレーブ(高圧蒸気滅菌)による処理や、使い捨ての鍼も一般的になり
感染対策も万全になりました。

鍼や灸が、なぜ効くのかも世界中で様々な実験が行われており
今後も新しい発見がなされ
より明確に、わかりやすいものとなってゆくでしょう。
古くて新しい治療法、それが鍼灸なのです。

[ 2014年12月15日 15:18 ] カテゴリ:鍼灸の実証 | TB(-) | CM(0)

鍼はどうして効くのでしょう?2

鍼灸は、筋肉のコリや痛みを治すだけでなく
内臓の機能を調整することもできます。

おなかが痛くなること、ありますよね。
あれは、胃腸の痛みを直接感じているのではなく、
炎症などの不調が起きた、という信号が、皮膚などの体の表面に伝わり
痛みとして現れていることが多いのです。

専門的には、内臓体性反射といいます。

逆に、体の表面への刺激が、内臓に影響を及ぼす、というものもあります。
これを、体性内臓反射といいます。

いわゆる「ツボ」というものは
昔の人々が、この反射を、経験から探り当てたものなのです。

鍼灸は、体の内面を治療する際には
体の表面に現れたツボの異常を、つぶさに感じとり
丁寧に診てゆくのです。
たとえば、硬く張っている部分には、鍼でじっくりとほぐし
冷えて力ない部分には、お灸で温めるなどです。

刺激の場所や強弱によって、弱っている部分を強くしたり
強く働きすぎてしまっている部分を鎮めたりすることもできます。

これにより、胃腸だけではなく、血圧、自律神経、視力(疲れ目など)
免疫力、肝機能、腎機能、果ては性機能に至るまで
様々な箇所の機能を、調整することができるのです。

なんだか体の調子が悪い。
でも、検査では異常が見られない。
そういった症状に、鍼灸が強いのは
こういった施術ができるからなのです。
[ 2014年12月08日 10:18 ] カテゴリ:鍼灸の実証 | TB(-) | CM(0)

鍼はどうして効くのでしょう?

鍼を体に刺しただけで、痛くが軽くなる、コリがほぐれる。
これって、不思議ですよね。
どうして治るのでしょう。

鍼に薬が塗ってある?
あやしげなマジナイか、宗教じみたもの?
プラセボ?

いえいえ、違いますよ。
体のしくみをうまく利用しているのです。

鍼は、体にとっては、異物です。
異物が体に侵入する時、微細な傷がつきます。
その傷を修復しようとして、血流が流れます。

また、体全体で、異物に対する抵抗を強めるために
白血球などの免疫力を高める反応を起こします。

結果、鍼を刺した局所の血流が良くなり
抵抗力が増す、ということになるのです。

鍼は、皮膚の上からの刺激では届かない
奥の奥のコリに、直接到達させることができます。

血流によって、組織を修復する材料が運ばれて
奥の傷ついた筋肉や神経が修復されたり
痛みを発する物質が血流によって洗い流されたり
硬くガチガチになった筋肉の、うっ血した血液の流れを良くし
栄養や酸素を送り込み、柔らかくすることができます。

また、全身の抵抗力が増すことで、
風邪などの病気にかかりづらくなり
健康維持にも役立ちます。

治療に使う鍼は、非常に細いので
体につける傷は、出血も無いくらいに微細で
ほとんど問題にならないので、
良い反応だけを引き出すことができるのです。

以上のものは、鍼灸がどうして効くのかの、ごくごく基本的なことで
過去には、様々な科学的な実験や検証が行われております。

その結果、筋肉のみならず、
胃腸や肝臓などの消化器系、
心臓、血圧などの循環器系、
腎臓、尿路などの泌尿器系など、
内臓や骨、神経等、全身に影響を及ぼすことが分かっており
それを利用して、様々な体の不調に対応できるのが
鍼灸治療なのです。

下記にその実験の一部が記載してありますので
ぜひご覧ください。
鍼による身体の変化(主に血行、筋肉について)

次は、鍼灸がどうして内臓の不調にも効くのかを
ご説明しますね。
鍼はどうして効くのでしょう?2
[ 2014年12月04日 09:10 ] カテゴリ:鍼灸の実証 | TB(-) | CM(0)
プロフィール
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日記、施術内容等、様々な記事を
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当院の詳細については、
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Author:kitadasinkyuin
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