さいたま市大宮区で三代60年の北田鍼灸院のブログ

さいたま市大宮区で三代60年の信頼と実績を誇る「北田鍼灸院」の三代目、のブログです

皮内針の秘密 ねんざ、ぎっくり腰など急性の痛みから、慢性のコリまで効くのはどうして?

北田鍼灸院の得意な治療に皮内針というものがあります。
まずは皮内針の画像をごらんください。
SN3D0854.jpg
真ん中の小さいものが、皮内針です。
皮膚の薄皮に、水平にほんのわずか、1mm以下ほど入れるだけなので
痛みはほとんどありません。子供でもできます。
針の輪のように加工されているので、針が完全に中に入ることはありません。

SN3D0855.jpg
このように、テープで留めます。
このまま一週間ほど置いておきます。
皮内針を入れたまま、普通の生活をしていても大丈夫ですし
お風呂も入れます。ぶつかり合うような激しいスポーツをしても構いません。
テープの上から押しても叩いても、痛みは感じません。

さて、この皮内針。
こんなに小さくて、ほんのちょっとしか体に入れないのに
びっくりするほど効くのです。
歩けないくらいひどいぎっくり腰やねんざなどの急性の痛みは
この皮内針だけで、普通に歩けるようになった経験は、枚挙に暇がありません。

慢性のコリや痛みにも有効です。
皮内針を入れた場合と入れない場合は、持ちが違うと
たびたび患者さんからお話を伺います。

なぜ、そんなに効くのでしょうか。
私は、このように推測しております。
hinais1.png
筋肉を傷めていたり、内臓が悪い時
皮膚を押すと痛くなります。
それは、直接悪い部分の痛みを感じているのではなく
悪い箇所が発している痛みの信号が、皮膚に伝わったものを感じています。
これを「内臓体性反射」といいます。
参照 鍼はどうして効くのでしょう?2

hinais2.jpg
逆に、皮膚に刺激を与えると、筋肉や内臓に影響を及ぼすこともわかっています。
これを「体制内臓反射」といいます。
皮内針は、これを最大限に活用した治療です。

皮膚に伝わっている痛みの信号の、一番強い部分を丁寧に探ります。
そこに、ピンポイントに皮内針を挿入します。
すると、痛みを抑えたり
損傷している筋肉や悪くなっている内臓の治癒を促す信号が伝わるというわけです。

一番強く信号が伝わっている箇所なので
強い刺激を与えると、かえって痛みが増す場合があります。
ほんのわずかだけ針を入れるという、極小の刺激が
癒しの信号を伝えてくれるのです。

ちなみに、北田鍼灸院を創設した、初代の北田一良は
スポーツ選手に初めて皮内針を施したといわれております。

そんな伝統を受け継ぐ私たちですので
皮内針の活用の仕方には、他の治療院と比べて一日の長があります。
おそらく、ぎっくり腰やねんざなどの急性の痛みに
皮内針をファーストチョイスするのは、当院くらいではないでしょうか。

どうぞ、極小の刺激で最大限の効果を発揮する皮内針を
ぜひ一度、お試しください!!
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[ 2015年01月24日 17:47 ] カテゴリ:皮内針 | TB(-) | CM(0)

慢性的なコリはなぜ治りにくくなる? 鍵は自律神経とトリガーポイント

先日の記事で予告した、自律神経と慢性的なコリの関係についてです。

そもそも、なぜ「コリ」というものができてしまうのか。

筋肉には「収縮と弛緩」という、二つの働きがあります。
力を入れる時には、収縮。
力を抜く時には、弛緩です。

例えば、運動する時は、収縮と弛緩がバランスよく起こります。
弛緩する時には、血流がポンプのように筋肉の中を流れてゆき
必要な酸素と栄養が運び込まれます。
なので、慣れない運動で筋肉痛が起きることがあっても
運動で筋肉がこるということはありません。

筋肉の収縮は、体を支えている時にも起こります。
たとえば、椅子に座ってパソコンなどの作業をしている時。
姿勢を保つのに、首、肩、背中、腰の筋肉に
常に微弱な力がかかっています。

ここで、筋肉にずっと力を入れ続けたらどうなるかを、考えてみます。
たとえば、思いっきり握りこぶしをつくり、そのまま力を入れて握り続けます。
すると、腕の肘から先の筋肉が、だんだん疲れてきて、痛みが発生し
最後には力が入らなくなり、全身までへとへとになることでしょう。

座っていることで、すぐにこのようなことは起こりません。
しかし、少しずつ、本人が気づかないくらいに少しずつ起こる。
これが怖いのです。

ずっと力を入れ続けているということは
ずっと筋肉が収縮し続けている、ということです。

力を入れた筋肉は、硬くなります。つまり、ずっと硬い状態が続きます。
弛緩することが無いので、筋肉の中に栄養や酸素を運びこむはずの血管も圧迫され
血流が阻害されます。
すると、栄養や酸素不足に陥った筋肉は、ますます硬くなります。
この悪循環が続くと、立派な筋肉のコリが完成です。

これだけでは終わりません。

一時的にこった筋肉は、痛みや不快感を発生させます。
これは体の異常を知らせる重要なサインです。
ここで治療をすれば、コリはすぐに解消されるでしょう。
しかし、ガマンしてしまうとどうなるか。

人間の体は、非常によくできています。
脳には、鎮痛物質を出す機能が備わっているのです。
痛みや不快感から防御するための機能です。
ある一定の期間、コリや不快感を感じつづけると
脳が自動的に鎮痛物質を発し、コリを忘れさせてくれるのです。
これが
「何もしてないけど、いつのまにかコリが治った」
という状態です。

しかし、コリは治ってないのです。
もちろん、筋肉内の血流を良くする機能もフル回転で頑張ってくれますが
日々、仕事で長時間の同一姿勢でコキ使われている筋肉は
人間が自分で回復する力よりも、疲労によるコリが悪化するほうが、圧倒的に強いです。

鎮痛作用で一時的に忘れさせてくれたコリも、さらに硬くなり、再び痛みや不快感が襲ってきます。
もちろん、コリ自体は、最初よりもパワーアップしています。
また鎮痛しても、さらに悪化する。
この繰り返しで、慢性的なコリが立派に出来上がるというわけです。


さて、完全に慢性化したコリになってしまった筋肉は、何が起こっているのでしょう。


硬くなって、血流が悪くなっている。それだけではありません。
人間の筋肉は、収縮と弛緩をする。
これは、意識的に運動するほかにも、自動的に調節してくれる機能もあるのです。
その中の一つに、自律神経があるのです。

筋肉を使って疲労した後に、筋肉内の血流を良くして、回復させる。
これには、自律神経が強く関与していることが、分かっています。
ところが、慢性化してしまったコリはずっと収縮しつづけて、回復させるヒマがありません。
すると、自律神経の調節機能が狂ってしまうのです。

さらにもう一つ、重要なことが起きています。
慢性的にこってしまった筋肉は
硬い部分が、まるで火傷の跡や傷痕のように、硬い線維化組織になってしまい
二度と元には戻らなくなってしまうのです。
そして、この部分は治療である程度柔らかくなったり、小さくなったりしても
再び同じような刺激(長時間の収縮など)が加わると
他の組織よりも、元のコリに戻りやすい性質を持ちます。

これが「トリガーポイント」と呼ばれるものです。

たとえば、腕を回すと、肩甲骨の部分がゴリゴリいう方、いると思います。
昔はこんなことはなかったのに・・・と、たいていの方はおっしゃいます。

これは、トリガーポイントが出来てしまっている部分が、
動かす時に邪魔になってゴリゴリと音を発生させてしまっているのです。

このトリガーポイントは、いわば傷痕のような状態ですので
痛めた部分にも発生します。
たとえば、肉離れ、ぎっくり腰など・・・
一度ぎっくり腰をすると、クセになるというのは
ぎっくり腰をして、ちゃんと治さずにほおっておいたために
トリガーポイントが発生してしまった状態なのです。

慢性的なコリは、筋肉が硬くなり、血流が悪くなるだけでなく
自律神経の調節が狂い
トリガーポイントという特別に硬くなった部分が無数に発生したため
より治りにくく、再びコリやすくなってしまうのです。


ここまでに至ってしまった筋肉は、どうすれば治るか。


ストレッチ程度では、まず取れません。
筋肉は、「収縮=縮んだ状態」ではないからです。
縮んだ状態でも伸びた状態でも、コリが作られるのです。

たとえば、首の後ろや背中の筋肉が縮んだ状態というのは
思いっきり背中をそらせて、首を上に向けた状態です。
そのような姿勢で、パソコンのような座り仕事を長時間続けられる人は、いませんね。

逆に、猫背になってしまう方も多いでしょう。
猫背というのは、背中の筋肉が伸びた状態です。
伸びた状態で作られた筋肉のコリは、いくらストレッチで伸ばしても、取れません。

そもそも、自律神経の調整が狂ったり、トリガーポイントが発生してしまった筋肉は
ストレッチ程度では、一時的にマシになる程度で
ほとんど解消には役立ちません。

ストレッチは、治療ではなく、あくまでコリが慢性的になるのを防ぐための、予防策です。


となると、やはり治療をするのが一番なのです。

トリガーポイントを、直接刺激でき
自律神経の機能を調節できる鍼治療は
慢性的な筋肉のこりを取るのに、非常に適しているのです。

私の治療は、鍼を刺しっぱなしにして電気を流して放っておいて、おしまい、というものではありません。
こり固まってしまったトリガーポイントの一つ一つを、丁寧にやさしく刺激します。

鍼を入れると、まるで壁にでも当たったかのような感触があり
奥まで入らないのですが
無理やり奥に入れようとすると、痛みが出たり、刺激過多で後で悪くなりやすいので
こりの壁をやさしく刺激して、一度他の場所に移ります。
少し時間が経った後、再度同じ箇所に鍼を入れると
壁がなくなって、スーッと鍼が奥に入るようになります。
トリガーポイントが和らいでいるのです。

このような丁寧な刺激を、こった筋肉の一つ一つに施してゆくことで、
慢性的なコリの解消をしてゆきます。

ただし、あまりに酷いコリですと
ここまで丁寧にほぐしても、3~4日しか持たない、という方もいらっしゃいます。
自律神経の調整機能がまだ正常ではなく
筋肉が自分の力でうまく和らげられないので
トリガーポイントも、それに敏感に反応して、戻りやすい状態になっているのです。

そのような場合でも、最初のうちは一~二週間に一度くらいのペースで通っていただくと
自律神経も正常になり、トリガーポイントもやわらかく小さくなり
治療の効果が長続きするようになります。
体もこりにくくなってきます。

コリが取れれば、心身ともに元気が出て、やる気も出てきます。
ここで、再度悪くならないように、ストレッチや運動を習慣づけることができれば
さらに体は良い状態を維持できるでしょう。
もし、再度こってしまったとしても
早めに治療すれば、回数も少なくて済みます。

ただ、そこまで理想どおりにいかないのが現実です。
治れば再び無理をしてしまい、ガチガチのコリが慢性化してしまう。

でも、ご安心ください。
何度でも、治療すれば良いのです。
体は、いつでも元に戻る力を持っていますし
私は、その手助けをするのが大好きです。
コリがほぐれて、笑顔になる患者さんの笑顔を見ると、とても嬉しくなります。

さほどこってないけれども、予防的にいらしていただくも良し。
ガチガチに固まった酷い状態でいらしていただくも良し。
どんな方でも、喜んで治療いたします!!
[ 2015年01月19日 18:32 ] カテゴリ:筋肉のコリ | TB(-) | CM(0)

鍼灸はガンに効くのか?

ガンは、死に直結する怖い病気です。
現代医学でも、必ずしも完治はできない。
藁にすがる思いで様々な代替医療にチャレンジする方も多いでしょう。

鍼灸治療はガンに効果があるのか。

私は効果があると思っております。

まずは、ガン細胞の発生と増殖のしくみを考えてみます。

人の体は、全て細胞から成り立っています。
ほとんどの細胞は、新しく産まれ、増え、寿命を迎えると死ぬ、ということを繰り返しています。
爪や髪の毛が死ぬまで伸びつづけるのが、分かりやすい例だと思います。
これが、内臓、骨など、ほとんどの細胞で行われています。
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人の細胞は、DNAという、いわば細胞の設計図にのっとって
基本的には正確に同じものが作られるようになっています。
しかし、一日に3000~4000億もの細胞が入れ替わるのですから
中には設計ミスの細胞もちらほらできてしまいます。
全くミスをしない人は存在しないのと、同じことです。

人間の体には、そんな設計ミスの細胞を排除するシステムが備わっています。
その一つが免疫
その中で最近話題のNK(ナチュラルキラー)細胞
ガン細胞の排除の役割を担っています。
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ところが、心身が弱っていると、人の免疫力は落ちます。
当然NK細胞も弱ります。
すると、設計ミスの細胞が排除されにくくなります。
その中で、たまたま元気なミス細胞(「美人な細胞」という意味ではありません)がいるとします。
排除されずに増殖しだしたら、歯止めが効きません。
あっという間に増えて、正常な細胞が誕生する部分まで圧迫し
自分の領域を増やすだけでなく、他の組織まで手を伸ばし始めます。
これが、ガンです。
ガンは、自分の設計ミスの異常細胞が増えすぎた状態なのです。
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そこで鍼灸の登場です。
先日のブログ記事鍼はどうして効くのでしょう?2でも述べたとおり
鍼灸には、免疫力を調整させる働きがあります。
免疫力が落ちて、ガン細胞が異常に増殖した状態ならば
体の機能を正常にさせようと施術すれば、免疫力は、向上します。
増えて活性化したNK細胞が
ガン細胞を攻撃し、それ以上の増殖や転移を防ぐ役割を果たします。
NK細胞の活性化が、ガン細胞の増殖速度を上回れば
ガン細胞の消滅も可能、と考えても不思議ではありません。
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また、すでに西洋医学で治療などを行っている患者さんにも、鍼灸は有効です。
医学の進歩により、ガンの治療は、より効き、副作用が少ないものとなってはいますが
強い細胞であるガンを攻撃するには、強い力を持って対抗する必要があることから
どうしても、抗がん剤や化学療法は体に副作用をもたらします。
そのような体に、鍼灸治療を施すことで
副作用を軽減できるという報告もあります。
参照:千里堂経堂治療院さんの新聞記事

かなり弱っていますし、免疫力が落ちて感染症にも敏感になってますので
刺さない針や、焼かないお灸など、安全で体に優しい施術を施します。

鍼灸とて、万能ではありません。
ガン細胞の勢いが強かったり、体が弱りすぎていたり
その他様々な要因で、必ず効くとは言い切れないのが現状です。
鍼灸が効くというデータも、数が少なく不十分です。

しかし、必ず治るとはいえないのは、西洋医学も同じことです。

第一の選択肢は、ガンであるという確定診断も含めて、西洋医学であるのは間違いありません。
その次の一手として、副作用が無く、体に優しく、免疫力を活性化させてくれる鍼灸は
候補に入れても損は無いと思います。
[ 2015年01月13日 19:27 ] カテゴリ:ガン | TB(-) | CM(0)

台湾旅行記をアップしました

IMG_20150102_122411.jpg
下記のブログにて、年末年始の台湾旅行記をアップしました。
ちょっとしたハプニングあり。ぜひご覧ください!!
台湾旅行記
[ 2015年01月09日 11:01 ] カテゴリ:台湾旅行 | TB(-) | CM(0)
プロフィール
さいたま市大宮区で
50年以上の実績と信頼を誇る
北田鍼灸院の三代目
北田智徳のブログです。

日記、施術内容等、様々な記事を
載せております。

当院の詳細については、
ホームページをぜひご覧下さい。

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