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健康保険を使った施術について

健康保険を使った施術は、6つの疾患と決まっており、
「施術による症状の緩和に時間と回数がかかる見込みの方」
「痛みの出る箇所が、一ヶ所ないし二ヶ所と、少ない方」
に、おすすめしております。


6つの疾患について解説します。


・神経痛

なんらかの原因で、神経が圧迫され、痛みを生じます。
神経は、いわば脳からの命令を伝達する電線のようなものです。
神経の元が侵されると、その先の経路全て、あるいはいずれかに異常が出ます。
電線が切れると、ある地域が停電してしまうようなものです。
怪我などと違って、痛みの範囲が広かったり、特定し辛いという特徴があります。

坐骨神経痛(お尻から太ももの裏、ふくらはぎ、すね等のいずれか、もしくは全てに痛みやシビレがでます)

顔面神経痛(三叉神経痛とも呼ばれます)

頚椎症による神経痛(主に腕に出ますが「頚腕症候群」に当てはまります)


主にこの三つが多いです。
坐骨神経痛は、わりと早く治るものも多いですが、頑固なものは保険を使ったほうがいいかもしれません。
顔面神経痛は、かなり頑固になります。最近は神経ブロックをおすすめしております。


・リウマチ

身体には「免疫」という機能があります。
外から身体の中に侵入してきたウイルス等を攻撃して、身体を守る役割があります。
これがどういうわけか、自分の身体を攻撃してしまうのです。
これを「膠原病」といい、主に関節部分を攻撃するのが、リウマチになります
(「関節リウマチ」ともいいます。同じものです。)

リウマチは、医師からいただくお薬が、治療には不可欠と考えます。
なので、医師の治療を受けられなくなってしまう鍼灸の保険施術は、個人的には不適応と考えております。


・腰痛症

ギックリ腰など、急性のものは、早く治りやすいので、保険を使わない方が多いです。
適応は、何ヶ月~何年も続いて一向に良くなる気配がない方、
腰椎の形が悪く、定期的に施術をして、良い状態に保つこと必要がある方
などになります。


・五十肩

肩の軟部組織(筋肉、腱、滑液包(関節を潤滑する液が入っている袋))等に炎症がおきます(炎症期)
やがて、炎症がおさまり、組織が癒着を起こし、動きが制限されます(拘縮期)
その後、少しずつ動く範囲が広がり、治癒します。
なぜ起こるのか、詳しいことはまだわかっていません。
五十台の肩に多いので「五十肩」といいます。
頭の後ろに手がいかない(結髪動作)、背中に手が回りにくい(結帯動作)、という症状が出たら、ほぼ確定です。

炎症がさほど強くならずに終わる方もいますが、
中には数ヶ月から数年かかってようやく治癒する方や、炎症が強くて夜も眠れない方もいます。
そのような方は、適応になります。


・頚腕症候群

首から腕に行く神経が、なんらかの原因で圧迫され、
首、腕、肩甲骨の内側に痛みやシビレが出る症状です。
特に腕の痛みやシビレが、軽減はしても完全に取れるのに時間がかかる場合がありますので、
保険を使ったほうがよいでしょう。


・頚椎捻挫後遺症

いわゆる「ムチウチ」です。
こちらは、まず「自賠責による施術」をおすすめします。

事故から相当時間が経って、自賠責が使えない方は、健康保険適応になります。



実費施術も、保険施術も、双方異なるメリットがありますので、
ご自身がどちらが良いか、疑問点などございましたら、
お気軽にご相談くださいね。
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[ 2011年05月12日 17:24 ] カテゴリ:健康保険 | TB(0) | CM(0)
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